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2021/08/04
相続
共有で相続するリスク

不動産を共有で相続した場合のデメリットは、共有者が単独でできることが少ない点です。


相続した不動産を活用するような行為は、ほぼできません。

行為概要具体例共有者の同意
保存行為現状の維持・管理管理、不法占拠者への妨害排除や明渡し請求単独で可能
管理行為利用・改良賃貸借契約の締結や解除過半数の同意
変更行為形状・性質の変更や処分売却、贈与、増改築、担保権設定全員の同意

売却や立て替えは、全員が合意して進めなければななず、意見が合わなければ、話が前に進みません。
なおかつ、共有者の一部が死亡すれば、その相続人が当事者となるため、共有者の人数は、年を経るにつれ多くなります。