私たち姉妹は、お恥ずかしい話ですが、仲が悪く、親と同居する妹が親のほとんど唯一の遺産である自宅を相続することが我慢なりませんでした。遺産分割に応じるつもりはなく、遺産分割調停の申立書を作成していただこうと、先生に相談させていただきました。
ところが、先生は、そんな私にやさしく相続手続きを説明してくれました。そして、多少納得がいかなくても、人間関係も含めて、何らかのけじめを付けた方がいいとアドバイスしてくれました。そこで、残された多少の預金と、妹から少しだけ代償をもらい、遺産分割協議に応じることにしました。無事、相続登記申請も終わり、相続手続きは終了しました。妹と仲良くしようとは思いませんが、ニュートラルな気持ちで接することができるようになり、今は、すっきりとした気持ちです。御礼申し上げます。