財産の「多い・少ない」に関係なく、遺言書は非常に重要です。
相続人が複数存在すれば、それぞれに「自分の持分」があります。その遺産を相続したいと願う気持ちは、人間が誰でも抱く自然な願望です。
しかし、時にはその願望が相続人の人間関係を、根底から破壊することがあります。
それが、遺産争いです。
先日相談に来られた方は、遺言書があったのですが、「パソコンで作ったもの」でした。
結論から言うと、これでは遺言者の意志に従った登記は実現できません。
自筆遺言には「作成日・氏名・押印」の記載や「自書」といった、厳密な要件があるからです。
これらの要件を満たさない遺言書は無効です。
こんなことにならないよう、ぜひ、当事務所にご相談下さい。